当院は、明治42年(1909年)に陸軍四十九連隊の東側に設置された陸軍病院が始まりです。第二次世界大戦が終わった昭和20年(1945年)に国立甲府病院となりました。平成16年4月には独立行政法人国立病院機構甲府病院となり、同年10月には、旧国立西甲府病院と統合し7年余りが経過しました。
 独法化後は、当院の運営も国時代とは大きく変わり、病院独自の判断で良質の医療を提供できるように改革、改善を行ってきました。未だ誤解をされている点が一つあります。それは、国時代と同様に国から多くの補助金が入って運営されているのではないかと思われている点です。実際は、補助金は殆ど無く99.5%独立採算で運営しています。国立病院機構には144病院ありますが、全体では黒字で国時代の債務を毎年着実に返しています。
 現在当院は、重症心身障害医療、周産期医療、一般地域医療、救急医療(一般及び小児)の役割を担っています。課題は医師不足ですが、当院に必要とされている医療の役割をきちんと果たすことと、特徴あるレベルの高い医療を推進したいと考えております。特徴ある医療の一つは、スポーツなどにより生じた膝疾患に対する内視鏡手術で、スポーツ膝疾患治療センターを設置し多くの患者さんの治療にあたっています。もう一つは、消化器外科での腹腔鏡手術で、最近では腹部の一カ所のみを切開して行う単孔式腹腔鏡手術を行っています。また最近では、糖尿病患者さんのフットケアを専門看護師が関わり行っています。これからもさらに特徴ある医療を提供すべく力を入れています。
今後も患者さんに選ばれ、職員が満足できる病院を目指して行きたいと思っています。
(平成24年1月4日)







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